
意外と多い!蟹にまつわる格言やことわざ!意味や由来は?
日本には様々な「ことわざ」がありますが、蟹にも意外と多くのことわざがあります。
ことわざの意味や由来を知ることで、蟹の特徴や生態についても勉強になります。
ぜひ、カニを堪能する時にでも、話のネタにしてみて下さい。
蟹にまつわる「ことわざ」
1.蟹を食うなら手を汚せ
蟹を食べる時は、上品にマナーを守って食べようとしても無理だという格言ですね。
手で殻を割って豪快にかぶりつく方が美味しく感じるものです。
2.蟹の高這いは大雨になる
高這いは高いところに這い上がることです。
蟹の習性として、大雨になる前は高いところに避難するので、カニの高這いを見たら大雨になると予測することができるという事です。
3.蟹の死ばさみ
蟹は挟んだものを死んでも離さないことから、執念深さを表す言葉となっています。
4.カニは食ってもガニ食うな
ガニは、カニのエラのこと。
魚もそうですが、エラは腐りやすく、雑菌だらけなので普通は食べませんし、美味しくもありません。
魚の場合は、すぐにエラを切り取ることが多いのですが、カニの場合は甲羅の中にエラがあるので、誤って食べないようにと生まれた言葉だと思います。
ただし、刺身用以外のカニは通常、水揚げされてすぐにボイルされて雑菌は死滅しますので、誤って食べてしまってもお腹を壊すことはほとんどありません。
5.月夜の蟹
月夜になるとカニは脱皮すると言われていますが、脱皮してしまうと身が少なく味も落ちてしまうので、見掛け倒しという意味でつかわれます
6.蟹の念仏
小声でぶつぶつと喋っているようすを表した言葉です。
実際に蟹に近づいてよーく聞いてみるとコツコツコツコツと念仏を唱えているような音がしますよ。
⇒蟹が泡を出す理由は生命の危機!?知っておきたい蟹の特徴と呼吸法!
7.蟹の穴入り
身の危険を感じた時に、すぐさま穴の中に入って身を隠す様子からできた言葉です。
慌てた様子を表しています。
8.蟹の爪がもがれたよう
主には絶望的な状況を表す時に使われる言葉です。
蟹にとって爪は餌を食べたり天敵を追い払う時に使われる非常に大事なものです。
その爪がもがれるという事は、カニにとって死活問題と言わざるを得ませんね。
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