
普段カニは何を食べてるの?ズワイやタラバ種類によって微妙に違う
日本の冬の味覚の代表とも言えるズワイガニやタラバガニなどのカニは、普段何を食べているのでしょうか。
美味しいカニは、蟹よりもっと美味しいものを食べているかもしれませんね。
ズワイガニの主食
ズワイガニについては、海老や二枚貝、イカ、ゴカイ類、魚類を食べています。
動きの激しい物を捕まえるのが苦手なため、魚については泳いでいる魚を捕まえることはありません。
主には、死んでしまって海底に落ちている魚を食べていることが多いです。
⇒ズワイガニは地方によって旬の時期が違う!?ブランドの違いは?
タラバガニの主食
タラバガニといっても本来は蟹ではなくヤドカリに分類されており、そのためか食べるものはズワイガニと若干違うようです。
タラバガニについては、小魚や貝、プランクトンを主食としています。
中でも、プランクトンによる栄養補給率が高いです。
北海道のオホーツク海には良質なプランクトンがたくさんいますので、北海道のオホーツク海にて水揚げされるタラバガニはとても美味しいと定評があります。
色合いについても茹でた時に見事な紅色となります。
⇒タラバガニの旬は地方によって時期が違う!?北海道の漁期は?
餌が豊富なほど美味しくなる
蟹の餌の豊富さと、カニのおいしさに深い関連性があることが分かると、カニの産地選びも楽しくなりますね。
餌が豊富なアラスカやオホーツク、日本海のカニは美味しいと言われています。
逆に、美味しいカニが取れるエリアは、餌が豊富なため自然環境が良く綺麗な海と言うこともできます。
ちなみに、餌が分かっていれば養殖が可能に思われますが、ズワイガニについては養殖の技術が確立していて既に養殖が始まっていますが、タラバガニについては養殖の技術が確立していないため、現在も養殖には成功していません。
養殖が出来るようになったためズワイガニは全体的に料金が安くなってきていますが、タラバガニについては、価格が高いのは養殖ができないためです。